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2016.08.10

EXHIBITION : 15 叢 - 器を纏う -

EX15

EXHIBITION: 15
叢 - 器を纏う -

8月26日(金) - 9月20日(火)

叢 小田康平の選ぶ多肉植物は、画一的に”育てられた”ものではありません。
幾多の歳を重ね、不恰好かもしれないが生き抜いてきた背景を持ち合わせているもの、
ある種の生命の極みにある、内面の艶かしさを兼ね備えているものといえます。

彼は、それらを「いい顔してる植物」とよびます。

そこには物語があり、理由があり、感情があり、どこか、奥ゆかしき侘び寂びを匂わす様は
ヒトのそれと通ずるものがあるからにほかなりません。

今回、叢の植物は同じ広島にて活動する陶芸家 寒川義雄が仕立てた器を纏います。
植物と共に生きていくことができる器を、一年以上の歳月をかけて試行錯誤してきました。
植物たちと真に向き合い、仕立てられた100点以上もの器の数々。

器を身に纏った一つ一つのいい顔と、これから続く物語に思いをはせながら、ぜひお楽しみください。


叢 Qusamura
〝いい顔してる植物〟をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋。店主みずからが世界中を旅して集めた個性あふれる植物を、その個体の特徴を引き出す器とあわせて提案する。店名は、店主が植物を見つける場所を「くさむら」と呼んでいたことから。普通の人にとってはただの草の群がりに見える場所に、個性ある美しさが眠っていることがある。『Qusamura』の〝Q〟は、「Question」からとったもの。個性的な叢の植物たちに出合ったとき「これ、なに ?」と、はじめに不思議を感じ、「?」から叢の世界観に入ってほしいという願いを込めている。
http://qusamura.com


小田康平 Kohei Oda
叢 店主。1976年広島生まれ。20代の頃、旅先のパリで偶然目にした花と植物による空間演出に感動し、帰国後、修行を経て広島に生花店をオープンした。植物の可能性を模索するなかで「色や形の美しさではなく、ひとつひとつの個性や物語を重視し、時を重ねることが魅力になる植物を扱いたい」との思いが募り、2012年1月、“いい顔してる”植物をコンセプトにした植物屋「 叢 ‒ Qusamura 」を立ち上げた。サボテン・多肉植物を中心に、個性豊かな植物をその特徴を引き出す器とあわせ提案している。陶芸家、アーティスト、小説家など異分野のプロフェッショナルとのコラボレーションも多く、国内外でインスタレーション作品の発表や展示会を行っている。最新作は、銀座メゾンエルメス Window Display(~2016年9月26日)。


寒川義雄 Yoshio Kangawa
1963年山口県生まれ。広島市にて作陶。暮らしのなかで繰り返し手に包まれる器を制作。薪窯焼成の引き締まった表情の土もの、白磁や堅手と呼ばれる半磁器の器など、多彩な表現の器に定評がある。地元・広島の土を使った粉引は李朝の器を思わせる佇まいのほか、古いやきものへの憧憬から生まれた作風には多くの人に人気がある。主な仕事に、東京・さる山、鎌倉・うつわ祥見、松本・10センチ、長崎・Listなど多数。
http://hanae-kangawa.com/kangawayoshio.html


企画協力 :祥見知生 (うつわ祥見)


GALLERY TOUR

8月26日 (金) 19:30 - 20:30
叢・小田康平さんによる、ナイトツアーを開催します。展示作品の解説や植物の見立てなどを、お話しいただきます。

8月27日 (土) 15:00 - 16:00
叢・小田康平さんと寒川義雄さんによる、ギャラリーツアーを開催します。展示作品の解説を、お楽しみください。

* いずれもご予約・参加費は不要です。当日CIBONE Aoyamaまでお越しください。

TALK EVENT

9月10日 (土) 14:00 - 15:00
叢・小田康平さん×小説家・山崎ナオコーラさんトークイベント
叢が植物監修した小説『ボーイミーツガールの極端なもの』(2015年4月刊行/イースト・プレス)の著者・山崎ナオコーラさんと、トークイベントを開催します。

* ご予約・参加費は不要です。当日CIBONE Aoyamaまでお越しください。
* 当日、書籍の販売も行います。

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