【数量限定】ホルムガード×ミッケラー ビアグラス2025販売中!

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STORE'S NEWSDesign A
Teun Zwets

2025年11月1日(土) - 11月16日(日)
  • 開催店舗:CIBONE CASE(表参道)

【レセプションパーティー】※予約不要
10月31日(金) 18:00 - 21:00
スタジオツアー 19:00 - 20:00
※詳細は本文下

【ワークショップ:Create Your Own with Teun Zwets】※予約制
11月1日(土) 16:30 - 18:30
11月2日(日) 13:00 - 15:00
※詳細は本文下


Design A —
これが、わたしたちの「今」のデザインへの回答であり、“はじまり”を意味します。

デザインの意義とは、わたしたちの生きる社会への問いであり、応答であり、また創造が循環するプロセスであると思います。
「デザインとは何か」とあなたに問いかけることは、同時に私たち自身への問いかけでもあります。
その答えは、至ってシンプルなものではないでしょうか。

考えること。手を動かすこと。そして、その過程を楽しむこと。

テウン・ズヴェッツ(Teun Zwets)は、私たちにその原点を思い出させてくれます。
彼のものづくりは、特別に用意された素材や潤沢な予算から始まったのではなく、
身のまわりにあったものと、それをかたちにしたいという衝動からはじまりました。
ただ目の前にあった薪木と自身の手、それだけでものづくりは始まったのです。
素材を拾い、形を探し、丁寧に仕上げる。
日々の生活の中にある焚き火のような素朴な行為からインスピレーションを得ながら、彼は手の感覚と素材の偶然性に導かれるように、今も作業を続けています。

それは、AIやテクノロジーのもたらす先の未来と比べても、決して色あせない、はじまり =「A」の精神です。

今、デザインは即時性や効率性、スケールさらにはそして社会的責任といった価値観に強く影響を受けています。
しかし素材と手のあいだに生まれる思いがけない出会いに喜びを見出すこと、そしてそこから生まれるコミュニケーションこそが、デザインの持つ力であることを忘れてはなりません。

Design A とは、過去にとどまるのでも、未来をただ描くのでもなく、現在にしっかりと根を下ろすことです。 はじまりのかたちを見失わないためのささやかな、しかし確かな宣言として、Teun Zwetsは自身の作品を、廃棄 された段ボールを用い、自身の手によって作られた空間の中に託します。

もっとも素朴で根源的な営みであるデザインの原点を、お楽しみください。

Teun Zwets
Teun Zwets
Teun Zwets
Teun Zwets

【レセプションパーティー】
10月31日(金) 18:00 - 21:00
カードボードルームで構成された特設空間を中心に、レセプションパーティーを開催いたします。
また19:00からは横田佳世子氏による逐次通訳のもと、デザイナー本人による作品解説ツアーを行います。

隣接されたHAYの会場も合わせてお楽しみいただけます。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。

【ワークショップ 】

"Create Your Own with Teun Zwets"


本展特別企画として、彼の代表作でもある廃材の薪木を使い製作される家具「Splitted collection」のミニチュア家具を、アーティスト本人と共に製作体験できるワークショップを行います。
また各回の前半には、カードボードで構成された特設空間にて、作品解説ツアーも実施予定です。

①11月1日(土) 16:30 - 18:30
②11月2日(日) 13:00 - 15:00

各回所要時間:1.5~2時間
対象年齢: 中学生以上
参加費: 5,500円(税込) 

※注意事項
・ペンキとノコギリを使いますので、安全で汚れても良い服装でお越しください。
・広報記録のために、CIBONEスタッフがワークショップの様子を撮影いたします。
・チケットの譲渡はご遠慮いただきますようお願いいたします。やむを得ずキャンセルされる場合は、ご連絡くださいませ。

Teun Zwets

Teun Zwets|テウン・ズヴェッツ
オランダ、アイントホーフェンをベースとして活動するデザイナー。
代表的なシリーズは、廃材として出た薪木などを使用し展開されるコレクション。
工業的な生産過程だけではなく、人々の生活環境において排出される廃材木を、あえて工業用ペイントを使用しその質感をインダストリアルデザインの存在に帰化させることで、現代の過剰で、かつ限定的なアップサイクルの定義にエクスキューズを提案し、また即興的なインスピレーションで生み出される形状はアートとしての価値も持ち合わせています。
自身のプロジェクトに加え、ハイネケン、G-Star、著名デザイナーからの依頼も手がけています。
HP:https://teunzwets.nl/
Instagram:@tewn.zwets
photo : Kaatje Verschoren

Design A
Teun Zwets
2025.11.1 Sat – 11.16 Sun

Design A
Our response to the question of design today.

We believe the meaning of design lies in its role as a question posed to society, a response to that question, and a process where creation and reflection are in constant circulation.
To ask “What is design?” is also to ask ourselves the same.
And perhaps the answer is surprisingly simple:

To think.
To work with our hands.
To enjoy the process.

Teun Zwets brings us back to that origin.
His practice began without carefully selected materials or generous budgets, just what was close at hand, and the urge to shape it with care. Picking things up, searching for form, finishing with dedication, and drawing inspiration from the materials and shapes found in everyday life, such as the simple act of building a campfire, this spirit of beginning, of making, remains vital even in a world rushing toward AI and advanced technologies.

Today, design is increasingly pressed by speed, efficiency, scale, and social responsibility. Yet we must not forget the joy that emerges in the unexpected encounters between material and hand, and above all, the communication that grows from those acts of making. That is the true strength of design.

Design A does not dwell in the past, nor project into the distant future, but stands firmly in the present. It is a quiet yet resolute declaration to never lose sight of where design begins.

For this exhibition, Teun Zwets entrusts his works to a space of his own making, built entirely from discarded cardboard. We invite you to experience the origin of design: honest, elemental, and profoundly human.

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