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Signature Icons
ブランドを象徴する一脚から、デザインを知る

長く愛されるブランドには、時代を超えて作り続けられる"シグネチャープロダクト"があります。
それは単なる定番ではなく、ブランドの思想やものづくりの姿勢を最も純粋な形で表現した存在です。

今回は、e15(イーフィフティーン)の「BACKENZAHN STOOL」と、Piet Hein Eek(ピート ヘイン イーク)の「NEW CRISIS STACKABLE STOOL」にフォーカス。それぞれの一脚に込められたストーリーを通して、ブランドの魅力を紐解きます。

Chapter1
BACKENZAHN STOOL

e15の哲学を体現する、彫刻のような一脚

1996年にフィリップ・マインツァーによってデザインされたBACKENZAHN STOOLは、e15を代表するアイコンです。
ドイツ語で「奥歯」を意味するその名の通り、特徴的なシルエットは力強い存在感を放ちます。
丸太の芯材をそのまま脚に用いることで、乾燥による自然な割れさえもデザインの一部として受け入れる。工業製品でありながら、一本ごとに異なる表情を持つことが、このプロダクトの魅力です。

暮らしの景色に、静かに寄り添う

BACKENZAHN STOOLは、用途を決める家具ではありません。
花器を飾るサイドテーブルとして。
照明やオブジェを引き立てるディスプレイとして。
暮らしの中に、静かな余白をつくる存在として。
その時々の暮らしに寄り添いながら、空間に自然と溶け込んでいきます。
丸太の芯材だからこそ生まれる木目や節、自然な表情は、使うほどに味わいを深め、暮らしとともに少しずつ育っていきます。
飾るものも、使う人も、時間とともに変化していく。
その変化を受け止めながら、長く寄り添う一脚です。

Chapter2
NEW CRISIS STACKABLE STOOL

必要最小限から生まれる、美しさ。

Piet Hein Eekらしい"実用性"と"遊び心"を体現する一脚。
シンプルな構造だからこそ、スタッキングしたときの美しさや、日常の中で気軽に使える軽やかさが際立ちます。
椅子としてだけでなく、サイドテーブルやディスプレイ台としても活躍し、空間に自然と溶け込みながら暮らしに柔軟性を与えてくれます。

暮らしの変化に寄り添う一脚

NEW CRISIS STACKABLE STOOLは、暮らしに合わせて自然に役割を変えるスツールです。
ダイニングでは椅子として。
ソファサイドではコーヒーテーブルとして。
お気に入りの本や植物を飾るディスプレイとして。
軽やかな構造だからこそ、必要な場所へ気軽に持ち運ぶことができ、その日の過ごし方に合わせて自由に使い方が広がります。
使わないときはスタッキングしてコンパクトに収納でき、収納した姿もまた、空間に静かに溶け込みます。
使うためにあるだけでなく、そこにあることも美しい。
暮らしの変化に寄り添いながら、日々の風景をつくる一脚です。

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