STORE'S NEWSNOHRA×CIBONE
EXCLUSIVE Embroidered Jacket
デザイナー 野原志穂に聞くNOHRAのものづくり

- 展開店舗 : CIBONE(表参道)、Online Store
- ※Online Storeでは9月25日(金)より先行予約を開始
10月3日(土)より、レディースアパレルブランド NOHRA(ノーラ)との別注アイテム「NOHRA×CIBONE EXCLUSIVE Embroidered Jacket」を、CIBONE(表参道)およびCIBONE Online Storeにて数量限定で発売いたします。
少女のような遊び心と普遍的な価値を併せ持ち、オートクチュール刺繍や特殊な縫製仕様、繊細なレース使いなど、こだわり抜いたものづくりを展開しているNOHRA。
今回の別注ジャケットは、タイムレスなデザインに繊細な刺繍のディテールを施し、装う人それぞれの個性を引き立てる一着に仕上がりました。そこには、デザイナー・野原志穂氏がこれまで培ってきた技術と、ものづくりに対する誠実な姿勢が細部にわたって表現されています。
NOHRAのアイテムは、どのような思考と手仕事から生まれるのか。
その制作背景やブランドのものづくりに対する考え方を伺うため、NOHRAのアトリエを訪問。デザイナー・野原志穂氏に、今回の別注ジャケットが生まれた背景や、ブランドが大切にしている価値観について伺いました。
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シーンレスで着られるNOHRA×CIBONEの
別注ジャケット
NOHRA×CIBONE EXCLUSIVE Embroidered Jacket ¥132,000(税込)
CIBONEからのオファーにより実現した今回のコラボレーション。製作にあたっては、NOHRA 2026AWコレクションのアイテムから派生し、日常から特別なシーンまで、さまざまな時間に寄り添うジャケットの製作を依頼しました。
生地の選定からデザイン、ディティールなど細部にわたる打ち合わせを何度も重ねて製作した結果、リラックス感のある着心地とオケージョンにも通用する上品なムードを併せ持つ、とっておきの一枚が完成しました。
こなれた上品さを引き出すコットンの
別珍生地と繊細なエンブロイダリー
どことなくユニセックスなシルエットと背面に大きく描かれた花の刺繍のデザイン。甘くなりすぎない絶妙なバランス感やディティールにNOHRAの世界観を感じるこの別注ジャケット。刺繍は日本の刺繍工場に依頼し、チェーンステッチで作成。ヴィンテージのようなあたたかな風合いも魅力です。
印象的な刺繍のインスピレーションは
アンティークのセーラー服から
アイキャッチなこの刺繍は、2026AWコレクションテーマである「海」について調べるうちに、アンティークのセーラー服に施されていた刺繍から着想を得たそう。
「この刺繍の柄は1920年代のセーラー服から着想を得ていて、かなり昔のセーラー服って、結構自分たちでオリジナルの刺繍を入れたりしてたみたいなんですよね。なぜそれをしていたかまでは調べきれていないんですけど、おそらく長い船旅とかに出た時に自分の制服がどれかわかるようにするためという意味もあったかもしれないです。いずれにせよいろいろなデザインの刺繍が施されていたことがすごく面白いと思って。このジャケットは生地がコットンの別珍で上品さがあるので、ここに刺繍を入れたらちょっとユニークな感じがプラスされていい仕上がりになると思ったんです」(野原)
NOHRA2026AW COLLECTION
“The Sea Waltz”
CIBONEでも10月3日(土)から店舗展開がスタートするNOHRAの2026AWコレクション。海をテーマに「The Sea Waltz」と題した今回のコレクションでは、モノトーンカラーをベースに、貝殻からインスピレーションを受けたというユニークな襟元のドレスや、魚の形をしたボタンのジャケットなど、詩的なムードと手仕事を感じさせる表情豊かなアイテムが並びます。
「26年AWは海をテーマにコレクションを展開していまして、最初にいろいろと海洋生物について調べていたところ、魚はもちろん、貝殻やヒトデとかそういったものも生き物なんだと改めて不思議な気持ちになって。例えば貝とかも自然にできているものなのに、それぞれ同じ種類でありながらいろんな柄があったりするんですよね。そういったものにすごい興味が出てきて、自分なりに貝の柄などをいろいろ調べて貝殻の模様だったり、ちょっとヒダっぽいものであったり、プツプツしたテクスチャーのものだったりとかをディティールとして洋服に落とし込んでいます」(野原)
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NOHRAのものづくりのベースになっている
野原氏のこれまでのキャリア
少女のような遊び心と普遍的な価値を併せ持ち、オートクチュール刺繍や特殊な縫製仕様、繊細なレース使いなど、こだわり抜いたものづくりを展開しているNOHRA。そのていねいなものづくりのベースには、野原氏がこれまでバレエの衣装デザイナーやウェディングドレスのデザイナーとして培ってきた経験が反映されているようです。
「もともとファッションデザイナーを目指していたんですけど、服飾系の専門学校を出た後に就職先としてご縁があったのが、クラシックバレエの衣装を製作している会社だったんです。そこでデザイナーとして雇っていただいて、いわゆるチュチュとかを着るクラシックバレエの衣装デザインをずっとやっていました。そこを辞めた後に 自分でブランドをやりたかったんですが、友人たちから衣装とかが作れるならウェディングドレスを作って欲しいと頼まれたのがきっかけで、ウェディングドレスを個人で作るようになったんです。最初一人で始めた時はそれだけで生計を立てるのは難しかったので、都内にあるウェディングサロンなどと業務提携をしていただいたりもして。そのうちだんだんと経済的にも安定してきたところでMaison SUZUを設立しました。個人事業主としてスタートしてから数えるとかれこれもう15年くらい経ちます」(野原)
「振り返るとバレエの衣装を作っていた時、やっぱり衣装の世界って非現実的でそれはそれで楽しかったし、自分でも好きだと感じていたんです。ただ、例えばフロリーナ姫だったら絶対に青、オーロラ姫だったらピンクみたいに色や形に制限があるので、そこに段々と窮屈さを感じていた部分もありました。なので、その後にウェディングドレスを作り始めた時は、ウェディングは衣装よりもう少しファッション寄りで自由度が高く、衣装と洋服の間にいるような感じがしてやり始めたらこれもすごく楽しくて今に至ります」(野原)
衣装作りの経験を経てNOHRAという
ブランドの
世界観まで作れるデザイナーに
「現在はMaison SUZUとNOHRAの二つを運営していますが、例えばコレクションイメージの撮影をするときも洋服一点だけにフォーカスして撮影をするというよりは、写真全体のイメージや空気感も含めてトータルで表現するのがすごく好きなんです。モデルの雰囲気や撮影する場所とかもストーリー性のあるものにしたくて。そういうことが無意識に考えられるのは、バレエ衣装のデザイナーをしていた時代に当時の会社の社長から“役者さんたちが舞台で並んだ時に、どう全体的に美しく見えるかを意識しなさい”とよく言われていたので、それが生かされている部分もあると思います」(野原)
NOHRAがものづくりにおいて
大切にしていること
NOHRAデザイナー 野原 志穂(のはら しほ)氏
2021年にNOHRAを立ち上げる際、“これだけ世界中に素敵なブランドがある中で、それでも自分が服作りをやる意味は何か。そして服の寿命を少しでも伸ばすためにはどうしたらいいか”を考え抜いたという野原氏。NOHRAのものづくりには、ていねいな技術や素材選びだけでなく、ものづくりそのものに対する真摯な姿勢がありました。
「もし自分が20代の時にすぐアパレルブランドを立ち上げていたらあまり細かいことは考えずにものづくりをスタートさせていたかもしれないですけど、自分の年齢がそれなりにいったときに新たにNOHRAというアパレルブランドを始めることになったので、自分が作り出して量産したものによって地球や環境に負荷になることはできるだけしたくないと思ったんです。あとは私もヴィンテージのお洋服がすごく好きなんですけど、特にヨーロッパのヴィンテージのお洋服って何十年も前のものが今も大切に誰かの手元でちゃんと保管されていたり、捨てられることなく残っているんですよね。それはやっぱりきちんと手が込んだ作りだったり、しっかりとした素材を使っているからだと思うんです。昔はハンドメイドしかできなかったのもありますが、それが今の大量生産や機械で何でもできる時代だからこそ逆に珍しかったり、いいものとされているんだろうなと。だからNOHRAのものづくりにおいては素材であったり、手仕事だったり、自分がいいと思うものをなるべく入れて、仮に誰かの手元に渡っても次の世代に受け継がれたり、捨てるのはもったいないと感じてもらえるものを作っていきたいと思ったんです。作り手としてはなかなか大変な部分はありますが、一つの洋服の寿命をなるべく長くするようなものづくりをしていきたいと思っています」
「CIBONEさんはものとして良いものであったり、結構ハンドクラフト感のあるものもお取り扱いされているイメージがあって、昔から置いてもらいたいお店の一つではありました。なので、今回お取り扱いいただき、別注まで作らせていただいて、本当に嬉しく思っています。CIBONEさんのセレクトするものが好きなお客様たちの目に留まってもらえるのはとてもありがたい機会だと思っています」(野原)
野原氏の誠実な人柄を感じさせるNOHRAのものづくり。
NOHRA×CIBONE EXCLUSIVE Embroidered Jacketは、店舗展開に先駆けて9月25日(金)よりCIBONEのECサイトにて先行受注がスタートします。
ぜひこの機会をお見逃しなく。
- NOHRA | ノーラ
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デザイナー 野原 志穂が立ち上げたNOHRAは、少女のような遊び心と普遍的な価値のある服作りを目指しているウィメンズブランドで、ウェディングドレスデザイナー野原志穂によるプレタポルテ。
デザイナーが今まで培った技術や誠実なものづくりから生まれ、オートクチュール刺繍、特殊な縫製仕様や加工技術を使い、詩的でロマンティック、タイムレスなデザインが際立つブランドです。
HP : https://nohratokyo.com/
Instagram : @nohra.nohra.nohra
- 野原 志穂 | のはら しほ
- ウェディングドレスデザイナーとして活動しながら、2024年10月にウィメンズブランド<NOHRA(ノーラ)>をローンチ。オートクチュール刺繡や特殊な縫製を用いて、時代を問わず大切に愛される服作りを目指す。