STORE'S NEWSHoliday Gift Wrapping Art Contrest 2026
受賞作品発表

CIBONEでは、ホリデーシーズンギフトラッピングのデザインとして使用するアート作品を募集する「Holiday Gift Wrapping Art Contest 2026」を開催いたしました。
ご応募くださいました皆さまに、心より御礼申し上げます。
厳正なる選考の結果、応募総数218点の中から1点の作品を選出いたしました。
選ばれた作品は現在CIBONE(表参道)で開催中の『BEARERS Time / Ideas / Messages / Attitudes』にて、テキスタイルデザインとして先行展示しております。
11月21日(土)から12月25日(金)までの期間は、ラッピングデザインとして生まれ変わり、CIBONE(表参道)・CIBONE CASE(銀座)・Online Storeにてホリデーギフトラッピングとして展開のほか、CIBONE(表参道)の店頭では、実物作品も展示予定です。
AWARD 2026
『hug(darning moments)』
<ほころびがその瞬間、抱擁する>
本作品は1年を表す12枚の写真と、印刷時に出たハギレを手作業で織り重ねたコラージュ作品です。
〈darning〉はイギリスやヨーロッパ伝統の、傷や穴の空いた布に縦横と織るように縫う修繕技法です。
日々は嬉しいことだけではないけれど、何気ない日々に想い出す大切な出来事がギフトとなり、自身の心に空いてしまった穴でさえも美しく見えるようにと願い制作しました。
ARTIST PROFILE
Fukunaga Marina FUYONG!
福岡県出身、広島県在住。高校時代から大学時代にかけてデザイン分野を専攻しデザイナーとして就職。2026年から自身にとっての自由な表現を求めて、新たに活動をはじめる。
生活の中で感じた、光や手触り、食べ物のおいしさに救われる経験を思い出しながら絵画・コラージュ・刺繍などの表現で日々のかたちをなぞっている。
Instagram : @fyngfloart
2026年からクリエイティブユニット〈 S_OP( す お ぷ )〉としての活動を開始。『あなたがいるだけで、幸せなぬくもり』をテーマに、形式にとらわれず、手のひらの上できらめきとなるものや、完璧でない日々も愛する食卓のような場所をめざし活動している。
2026年3月福岡県で開催された〈大学湯古本市vol.3〉にて初版ZINEを出品。
2026年11月に開催の東京都〈DURNK on PAGESvol.11 〉に出品。
Instagram:@s_op_s_op / Member:@_039ra , @fyngfloart
────本コンテストへのご応募のきっかけ
大学生の頃、CIBONEさんの店舗に初めて訪れた際、きらきらとした場所だと感じたことを覚えています。
私がそこで憧れたきらきらは、
誰かの手で丁寧に作られた商品、セレクトし届けてくれる方、そして誰かのことを考えながら選ぶその瞬間。CIBONEという場所で交差してコラージュされている人々の喜びのことでした。
私の作品を介して、日々の中にある幸せの記憶を追体験してほしいという想いや、作り手と受け取ってくれる方でコミュニケーションができる場所を作りたいという夢は、CIBONEさんとの出会いから始まったと思っています。
今年から新しい拠点に移りました。
移り住んだこの土地では、包み込まれるようなあたたかな気持ちでいます。移り住むまでの過程にも、暮らし始めて出会ったさまざまな出来事にも。生活の全てにぬくもりを感じます。
そしてギフトとは、ひとりひとりのどんな日々の中にも溢れている温度のことなのかもしれないと気づき、ずっと応募してみたかった本コンペティションのための制作に至りました。
悲しかったことも、そこから立ち上がれた経験を縫い合わせることができれば人の痛みのわかる自分になれるし、うまくいかないことがあっても日々を丁寧に折り重ねていれば、その経験がよかったなと思える。そんな自分を抱擁してあげたいと思えることになったことが私にとってのギフトです。
この気持ちや経験を贈ってくれた人生の全てに感謝を伝えたくて、『hug(darning moments)』を作りました。
────受賞を受けて
まずはこの度のコンペティションの審査に関わってくださったみなさま、この作品を作るために私に勇気をくれたみなさま、本当にありがとうございます。
私は今年からものづくりの活動をはじめたアマチュアのアーティストです。私が誰のために何をのこしていけるのかということや自分自身の生き方への不安があったけれど、このコンペティションに向けて作品を作ることができたとき、周りの人の幸せを心から願うことができました。ものづくりをしながら生きるという選択をした理由を思い出すことができました。
そしてその作品が、憧れのCIBONEさんに選んでいただけて、誰かの手に届くなんて。なんだか今でもずっと夢を見ているような心地です。
お打ち合わせの中でも、やりとりをしてくださる広報の方、作品を皆様の手に届くように調整をしてくださっているデザイナーの方、そのほかにも多くの方々が私の作ったたったひとつの作品に関わってくださっていることに、本当に感動しました。
今、私の人生の中で一番、日々を生きることに喜びを感じています。
さまざまな方のおかげであたたかな環境に暮らせていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
贈りたい相手を想うその瞬間、一年を乗り越えた自身を労わるその気持ち、冷え込む冬をあたたかくしてくれるそのひとときに、ちょっとした花を添えることができたら嬉しいです。
みなさんにとってきらきらと輝く素敵なホリデーシーズンを過ごせますように!
WORKS
『光をなぞる』
日々のかがやきを想い出すようになぞる。
あの日交わした海辺のきらめき。次の季節を待つひだまり。
あなたを想いながら、またなぞる。
1030×1030cm
紙、コンテ、オイルパステル、私の指の温度
『Words from S_OP #1 半解凍のわたしたち、』S _ O P(す お ぷ)
冬から春への移ろいをテーマに、エッセイ、詩を閉じ込めたZINEを制作しました。
著:Kakoi Sakura, Fukunaga Marina FUYONG!
デザイン:Fukunaga Marina FUYONG!
SNS広報:Kakoi Sakura
『おいしい記憶をえがく』