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DESIGN WEEK
OBJECTS & CREATORS

DESIGN WEEKで出会う、3組のつくり手とプロダクト。
素材への向き合い方や独自の視点から生まれた、それぞれのアイテムをご紹介します。

SUDDEN OBJECT

Familiar Objects, Unexpected Forms
日常の道具に、新しい視点を。

国際的な建築設計事務所OMAで経験を積んだ建築家たちによって設立された、実験的なデザインスタジオ SUDDEN OBJECT。
建築や家具の枠にとらわれず、素材やフォルムの可能性を探りながら、実用性と彫刻的な表現が交差するプロダクトを生み出しています。

今回CIBONEでは、色彩豊かなグラスと、工具を思わせるユニークなフォルムのカトラリーをご紹介。
見慣れたテーブルウェアに意外性をもたらす、彼らならではのデザインに注目です。

SUDDEN OBJECT|GLASSWARE

透明なガラスと、色彩豊かな樹脂の造形。

吹きガラスによる繊細なステムグラスに、小石のような不規則な形状のエポキシ樹脂製の台座を組み合わせたコレクション。
均整の取れたグラスのフォルムに対し、台座は色や大きさ、形状がそれぞれ異なり、一点ごとに異なる表情を生み出します。

異なる素材と造形を組み合わせることで、見慣れたグラスの構造を新たな視点から捉え直したデザイン。
実用的なテーブルウェアでありながら、オブジェとしての存在感も楽しめるアイテムです。

SUDDEN OBJECT|CUTLERY

「握る」という動作から、道具のかたちを捉え直す。

SUDDEN OBJECTのカトラリーは、スプーンやフォークの持ち手に、筆やペンチ、チューブなど、日常の中で手にするさまざまな道具の形を取り入れたデザイン。
レジンによる持ち手と既製のカトラリーの先端部分を組み合わせることで、食事のための道具に、普段とは異なるかたちや感触をもたらします。
食べるための道具を持つという、何気ない日常の動作。その中に小さな違和感や発見を生み出す、SUDDEN OBJECTの実験的なアプローチが表れています。

WASTED by Potato Head

Waste as a Material of the Future
捨てられるものに、新たな役割を。

バリ島のDesa Potato Headから生まれた、廃棄素材の可能性を探るプロジェクト「WASTED by Potato Head」。
デザイナーのMax Lambと現地の職人たちが協働し、使用済みのプラスチックやガラス、ホテルで使われていたリネンなど、本来廃棄されるはずだった素材を家具やホームプロダクトへと再生しています。

素材の特性を生かしたデザインと、バリ島に受け継がれる手仕事の技術。廃棄物を単に再利用するだけでなく、暮らしの中で長く使いたくなるものへと変えていく、新しいものづくりのかたちを提案しています。

WASTED by Potato Head|FLAT PLASTIC CHAIR & STOOL

廃棄プラスチックから生まれる、新しい家具のかたち。
デザイナーMax Lambによる「FLAT PLASTIC」シリーズは、再生プラスチックを100%使用した組み立て式のチェアとスツール。
グレーには、Potato Headで発生した廃棄物60%と、工場で生じる端材や仕上げ廃材40%を使用。
ホワイトには、回収したボトルキャップやガロンキャップ、歯磨き粉チューブなどを再利用しています。

廃棄されるはずだった素材を、日常で使う家具へと転換するだけでなく、組み立て式の構造によって、パーツから家具をつくるプロセスもデザインの一部に。
素材の新たな可能性と、機能的な家具としてのあり方を両立しています。
チェアとスツール、それぞれの用途や空間に合わせて選べる、WASTED by Potato Headのものづくりを体現したシリーズです。

あわせておすすめ

WASTED by Potato Head|RECYCLED GLASS

A New Life for Glass
廃棄ガラスから生まれる、ひとつひとつ異なる表情。
100%リサイクルガラスを使用し、ダンプモールディング製法によって成形されたジャーとディッシュのコレクション。

溶かしたガラスを型に流し込み、ゆっくりと時間をかけて手作業で成形することで、ガラスならではの厚みと重量感、奥行きのある色彩が生まれます。
ブルー、グリーン、クリアといったカラーに加え、成形の過程で生まれる質感や表情にも一点ごとの違いが見られます。
均一に仕上げられた工業製品とは異なる、素材そのものの個性を楽しめるのも魅力。スクエア型のジャーや、シンプルなラウンド・レクタングル型のディッシュなど、用途や形状の異なるアイテムが揃います。

本来廃棄されるはずだったガラスを、日々の暮らしに取り入れたくなるプロダクトへ。素材の新たな可能性を、手に取って感じられるコレクションです。

WILLEM VAN HOOFF

Forgotten Techniques, Reimagined
過去に埋もれた技術や素材に、新たな可能性を見出す。

オランダを拠点に活動するデザイナー、Willem Van Hooff。
古くから受け継がれてきた技術や、見過ごされてきた素材に目を向け、それらが持つ背景や物語を現代のデザインへとつなげています。
素材の特性や手仕事の痕跡を作品の表情として生かし、機能と造形、そしてものが持つ物語をひとつの作品へと結びつける。

過去の価値を現代の暮らしの中で新たな意味を持つものへと再構成することが、彼のものづくりの特徴です。

WILLEM VAN HOOFF|MESSAGE GLASS CUP

A Message in Glass
ガラスに込められた、言葉のある風景。
Willem Van HooffとガラスアーティストJeffe VHによる共作のメッセージガラスカップ。
Willem Van Hooffが大切にする、ものを通じて想いや物語を伝えるという考え方を、ガラスという素材で表現したアイテムです。

透明なガラスのカップに言葉が加わることで、飲みものを楽しむ道具に、メッセージという新たな意味が生まれます。
日常の中で手に取り、使うたびに言葉と向き合う。ガラスの表情とともに、言葉が持つ存在感を楽しめるプロダクトです。

WILLEM VAN HOOFF|MESSAGE CUP

Words to Live By
言葉を、日々の暮らしの中に。
Willem Van HooffがCIBONEのために製作したメッセージカップ。
カップに添えられた言葉は、飾りとしてではなく、デザイナー自身が人間として大切にしている価値観や、日々の態度に関わるものから選ばれています。

ものを紹介することは、その背景にある想いや考えを伝えることでもある。
そんなCIBONEの思想をもとに、日常的に使う器を、人とモノ、そして人と人とをつなぐコミュニケーションのきっかけとして捉えたプロダクトです。

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