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2018.02.06
EXHIBITION: 24 re_creation///Hender Scheme

EXHIBITION: 24
re_creation///Hender Scheme
2月14日(水) - 3月13日(火)
開催: CIBONE Aoyama
レセプションパーティー 2月16日(金) 19:00-21:00
私たちが普段暮らしの中で身を置いている時間という概念、
そこにHender Scheme は新しい時間軸を発生させます。
それは定められた時間ではなく、移ろいゆく時の流れに呼吸を合わせることを楽しむ時間。
白く透き通るようなヌメ革の質感が、使い増すごとに深く飴色に変わっていく一つの年月、
生の素材と付き合うとはそういうことであると認識させられます。
私たちが目で追う、肌で感じる、思いを募らす年月を追いかけるように革という素材は段々と経年変化を起こし、
その二つの時間軸の隙間が埋まっていく。
いつかそこに見える景色を楽しみに待っていたいのです。
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今回のEXHIBITIONでは、工業製品からデザイナーズ、ヴィンテージまでフラットな目線でセレクトされたチェアやテーブルなどの家具を中心にリクリエイションされた作品をお披露目いたします。また、過去にCIBONEで限定数にて生産されたレザーラグの新作や、定番のシーズンコレクションも合わせてご覧いただけます。
CIBONE Online Storeでも、定番アイテムを一部取り扱っております。 >>
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re_creation
春夏・秋冬の年に2回発表するコレクションのタームを除き、制約にとらわれずに表現することに重きを置くエンダースキーマにとってのもう一つのライン。場所やシーズンにとらわれず、通常のコレクションという制約を取り払い、それとは一線を画した実験的な表現を行います。語源となる「recreation」は、 “レクレーション”という言葉で知られる「娯楽・楽しみ」という意味と、「改造・再構築」という意味の“re-creation”の2つの意味を内包する言葉。デザイナーによって実験的に製作されたプロダクトや、既存のものを再構築したアイテムを中心に展開。既存のものに新しい視点を加えること、つまり二次創作的な発想で新しい解釈のレイヤーを提案します。
Hender Scheme (エンダースキーマ)
2010 Autumn/ Winter スタート。
浅草にあるアトリエを拠点に靴や革小物などを中心としたプロダクトを展開する。
表層的な部分のみでなく、物が出来上がる背景や過程などに重きを置き、
モードとクラフトのバランスのとれたモノ作りをしている。
人から人へモノは渡っていき、製品になって、それを人が使って
その人なりの完成品になっていく。
プロダクトそのものだけではなく、その過程や経過をデザインする。
身体的、生物学的に性差を示すセックスに対して、
ジェンダーとは、社会的、文化的な性差を意味する。
Hender Scheme(エンダースキーマ)ではセックスによる性差を尊重しながらも、
身なりにおいてジェンダーを介することなく、
人間の経験や環境によって構造化されたジェンダースキーマを超越した概念を提唱する。
http://henderscheme.com


yellow chair ¥50,000
barstool ¥188,000


enamel bowl ¥48,000
stainless desk ¥90,000