特集暮らしを映す二つの質感、二つの温度 Warm or Cool

テーブルに置いた小さな花器や、夜にふっと灯すひとつの光、手にしっくり馴染むカップ。
そういう、なんでもない存在が、気づけば部屋全体の空気を変えてしまうことってありますよね。そこに漂うのは「温もり」なのか、それとも「透明感」なのか、はたまた凛とした存在か。
暮らしの空気をつくるものは、大きな家具や間取りだけじゃないと思うんです。ちょっとした質感や温度の違いが、人と人との距離を近づけたり、空間に静かな呼吸を生んだり。ぬくもりを纏ったWarmと、涼やかなCool。そのどちらを選ぶか、あるいは重ね合わせるかで、暮らしの表情は驚くほど豊かに変わっていく気がします。



















