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2023.9.23
CASE:60 ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美Vol.5

CASE:60
ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美Vol.5
この度、CIBONE CASE(銀座)にて今年で5回目を迎えます、稲葉知子と池谷三奈美による2人展を開催いたします。
9月23日(土)、9月24日(日)のご入場は混雑緩和の為抽選入場とさせていただき、ご当選いただいたお客様のみの入場となります。チケットの無い方はギャラリー内へご入場および作品をご購入いただくことはできません。
※9月23日(土)、24日(日)以降のご入場はどなたでもご入場いただけます。
抽選期間 9月8日(金)11:00‐9月13日(水)13:00まで
当選発表 9月15日(金)にご当選者様のみへのご連絡をもって代えさせていただきます。
今年で5回目を迎える稲葉知子と池谷三奈美による2人展「ガラスとガラス」。
彼女たちの個展ではそれぞれのガラスに対しての表現が際立ち、稲葉と池谷それぞれの作家性というものがよりフォーカスされていますが、ひとたび二人の
作品がともに組み合わさると、道端ですれ違う犬同士がじゃれ合う光景さながら、作家の手を離れたガラス同士が無邪気に愉快な音を鳴らし合うような光景が浮かびます。
その光景は、胸を高鳴らせ、笑顔を呼び、前へ進むために背中を押してくれる、それは決して大げさではないかもしれません。素敵なモノとの出会いはそうであるべきで、それでも特別なことではなくて、人生の中においてはとてもささいで、自分たちの暮らしの中の小さな幸せをもたらしてくれる二人の作品。
”なんだか理由はないけれど、この二つが組み合わさるとかわいいね”
モノとつながるきっかけが、そういうことでもよいと思いますし、人とモノの関係性は本当に近くて、これから私たちの隣にいてくれる存在なのだから、愛らしいと思う気持ちを大切にしていきたいと思います。




- ‐稲葉 知子‐
- 1989年生まれ。2013年多摩美術大学彫刻学科卒業後、青樹舎硝子工房で吹きガラスを学び始める。特別なものではなくて、毎日の日常で使われていくもの。中に入るものや使う人が、自然体で素のままでいられるものをつくりたいという想いを込めています。シンプルな造形ながら、一点一点、その時々の日常を豊かにするための作品を吹き上げています。
- ‐池谷 三奈美‐
- キルンワークという、電気炉を使った技法で制作しています。器やれんげなどは、板ガラスを石膏の上に乗せて焼くことで成形するスランピングという技法で作られています。ガラスというと高貴で、少し手に取りづらいイメージがありますが気軽に手にとって、ガラスの多様な素材感を楽しんでもらいたいと考えています。ガラスでこんなものがあったら使いたい、自分が欲しいなと思うものを主に制作しています。型を使うことによってできる、独特な質感と色あわせが特徴です。
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