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2024.6.13

CASE:67 ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美Vol.6

ガラスとガラス

CASE:67
ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美Vol.6

2024年6月22日(土) - 7月7日(日)

この度、CIBONE CASE(銀座)にて今年で6回目を迎える、稲葉知子と池谷三奈美による2人展を開催いたします。

6月22日(土)、6月23日(日)の展示エリアへのご入場は、混雑緩和の為抽選入場とさせていただきます。
ご不便をおかけし誠に恐れ入りますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
※6月24日(月)以降はどなたでもご入場いただけます。

抽選期間 6月13日(木)11:00 ‐ 6月16日(日)23:59まで
当選発表 6月19日(水)までにご当選者様へのご連絡をもって代えさせていただきます。

ご入場のご応募はこちら

ガラスアーティスト 稲葉 知子と池谷 三奈美の二人展をCIBONE CASEにて開催いたします。
6度目を迎える本展では、展示会と作家と作品の関係性を考えさせられるタイミングなのではないかと感じています。
今回の展示では久しぶりに、2人の共作をこのガラスとガラス展で見ることができます。

メインビジュアルにある通り、それはとてもシンプルで素朴な茶器揃え。
抹茶を点てる、という行為が行われて初めてその透明な茶器に色が付き、作品の輪郭が見えてくるのだろうと想像します。

そもそも彼女たちは、もとより食卓に並ぶ道具を作ってきました。
そこに彼女たちらしい愛嬌や人間味が作品に投影され、今の現在地にいるのですが、モノづくりに携わる作家として、この茶器シリーズは今二人が本当に作ることを楽しみ、そして使われる様を想像できる作品なのだろうと思います。

茶道の世界観は作家にとってとても感性を刺激され、すでに完成し古くから見立てられた茶の道具からは、モノを生み出す意味とその役割に正しくあるべきと思わされる力があると言います。
ふたりは、いま改めて道具を吟味して見立てるという、モノとの接点を我々とともに行ってくれるのです。

みなさまが、作品を感じ、より近くで愛でることのできるような、彼女たちの今が見える展示をどうぞお楽しみください。

ガラスとガラス
ガラスとガラス
ガラスとガラス
ガラスとガラス
- 稲葉 知子 -
1989年生まれ。2013年多摩美術大学彫刻学科卒業後、青樹舎硝子工房で吹きガラスを学び始める。特別なものではなくて、毎日の日常で使われていくもの。中に入るものや使う人が、自然体で素のままでいられるものをつくりたいという想いを込めています。シンプルな造形ながら、一点一点、その時々の日常を豊かにするための作品を吹き上げています。
- 池谷 三奈美 -
キルンワークという、電気炉を使った技法で制作しています。器やれんげなどは、板ガラスを石膏の上に乗せて焼くことで成形するスランピングという技法で作られています。ガラスというと高貴で、少し手に取りづらいイメージがありますが気軽に手にとって、ガラスの多様な素材感を楽しんでもらいたいと考えています。ガラスでこんなものがあったら使いたい、自分が欲しいなと思うものを主に制作しています。型を使うことによってできる、独特な質感と色あわせが特徴です。

> PRESS お問い合わせ (株式会社ウェルカム CIBONE広報担当)