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2019.09.04

CASE: 26 人に添うもの、添わぬもの Qusamura

人に添うもの、添わぬもの Qusamura

CASE: 26
人に添うもの、添わぬもの
Qusamura

2019年9月18日(水) - 10月15日(火)

思えば植物と人との関係性が、人間主導になっていったのはいつからなのであろうか。

植物が商品として、また室内を彩る装飾品としてみなされ、そしてそのために生産され、流通する存在、
すなわち、植物が人によって意図的に育てられ、それが美しさの基準として、価値が人に委ねられることが主となった現代において、
今展示会は、本来の植物と人との関係性を改めて考えるための機会であると言えます。

植物を園芸として扱う時代の潮流から離れ、真っ向から植物と向き合い続ける叢だからこそ、
一点の方向を目指し育ち続ける植物本来の力強さと美しさ、そしてその植物に対して人が寄り添うことができることを説くことができると信じています。

——

園芸植物においては、どれだけ人の思い通りの形に育ったかがその植物の価値を決める。人はいつも植物を添わせようとする。しかし植物とは人がつい目を離した隙にゆっくりとそして力強く抗い始める。

本展ではそんな植物の自由奔放な動きと、それでも人が手綱を引こうとしたやりとりが垣間見えるような個体を集め、考えてみる展示会。人の思惑通りに育った整った美しさを持つ植物と、その思惑に反し、植物のずる賢いほどのたくましさやあざとさが溢れる植物。添うもの、添わぬものたちの生き様を感じて欲しい。

小田 康平 (叢店主)

​叢
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