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2020.01.22

CASE: 29 焼きものへ還る AKI TAMIYA

CASE: 29 焼きものへ還る AKI TAMIYA

CASE: 29
焼きものへ還る
AKI TAMIYA

2020年2月5日(水) - 3月3日(火)
  • 開催: CIBONE CASE (GINZA SIX 4F)
  • 作家在廊日:2月5日(水) 11:00 - 19:00、2月8日(土) 12:00 - 18:00、2月9日(日) 12:00 - 18:00
  • *2月25日(火)、26日(水)はGINZA SIX全館休業にともない、CIBONE CASEも休業となります。
  • *最終日は17:00まで。

田宮亜紀が生む 焼締

これから手になじんでいくことを予感させるようなざらついた肌。
とても人間的な作品と思えるのは、業に頼られた結果ではなく、ただ純粋で素朴で力強さを感じさせるものであるから。

土が火をくぐり、灰を浴び、焼きあがり、そして人の元に還る。

ものがあふれる時代に比例して、うつわと呼ばれるものも無数に頻発する現代。
目がくらみ見失いがちな、”焼きもの"の役目を田宮亜紀の作品にみつけました。

田宮亜紀
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焼締は焼きものの原点とも言える表現で、付き合い始めると、
観る者をじわじわと惹きつける不思議な魅力をもっています。
陶芸家としてデビューされてからずっと、田宮さんは焼締にこだわり、作陶を続けていらっしゃいます。
邪気のない彼女の作品を見ていると、原始の森に迷い込んだような奇妙な感覚がして、
言葉にできない「何か」が訴えてくるのを感じます。
いま、彼女の作品をむしょうに伝えたいと願うのは、
その奇妙な感覚が連れてくるものの可能性を信じているからです。
ぜひ、皆様、ご覧ください。

企画協力:祥見知生 うつわ祥見KAMAKURA
photo by Yusuke Nishibe