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2020.06.01

CASE: 31 ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美 Vol.2

CASE: 31 ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美 Vol.2

CASE: 31
ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美 Vol.2

2020年6月13日(土) - 6月30日(火)

*6月13日(土)終日と6月14日(日)15:30までは完全時間予約制の入場・購入となりますので、 チケットの無い方はギャラリー内へご入場および作品をご購入いただくことはできません。ご予約スタートは、6月5日(金)11:30からとなります。
ご入場の予約はこちらから >>

ガラスはその性質上、その向こうの景色を透過させ、反射し映し出します。
光があれば輝き、届かない場所では、より緻密な質感が浮き出されることでしょう。

この素材が持つ魅力は、特別置かれた環境に左右されるものであると考えます。

それがこの状況下において、あえて展示会の開催に踏み切った理由です。

二人の作品は本来として、対峙し、触れ、そして使われる環境を想像すべきであると考えたからです。
さらには、彼女たちの、息づかいや、躍動感を直接感じるべきだと。
本当に自身にとって必要であるモノは、その前に立ち、そしてその目で確かを選ぶことが重要だと。

前回の二人展でも、こう書かせてもらいました。

「ものがあふれる日常の中で必要とされるものは、二人の作品から思う、実はとてもシンプルで、人の感情にとても近いところなのだと、改めて学ばされる機会になると思います。」

一年経ち、二人の作品はさらに強度を増しています。

ここ数か月で、あっという間にさらなる取捨選択の必要性、また、そしてモノを手に入れる手段も変化をしました。

限られる時間と、機会にはなりますが、
その中で、私たちは迷わずにこの二人の作品を世の中に提示したいと思います。

稲葉 知子
1989年生まれ。2013年多摩美術大学彫刻学科卒業後、青樹舎硝子工房で吹きガラスを学び始める。特別なものではなくて、毎日の日常で使われていくもの。中に入るものや使う人が、自然体で素のままでいられるものをつくりたいという想いを込めています。シンプルな造形ながら、一点一点、その時々の日常を豊かにするための作品を吹き上げています。
池谷 三奈美
キルンワークという、電気炉を使った技法で制作しています。器やれんげなどは、板ガラスを石膏の上に乗せて焼くことで成形するスランピングという技法で作られています。ガラスというと高貴で、少し手に取りづらいイメージがありますが気軽に手にとって、ガラスの多様な素材感を楽しんでもらいたいと考えています。ガラスでこんなものがあったら使いたい、自分が欲しいなと思うものを主に制作しています。型を使うことによってできる、独特な質感と色あわせが特徴です。

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