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2014.07.05

EXHIBITION: 01 WHITE INTENSITY 白の強度

EXHIBITION:01
WHITE INTENSITY 白の強度
5 SAT. JULY 3 WED. SEPTEMBER 2014

ただ、白いものを集めるのではなく、
白という色がもつ強さや潔さを感じてもらうエキシビションです。
その色から想起する感情や、余白、その清廉さをみにきてください。
そして、経年変化に朽ちない白の耐性も。
CIBONEはいま、溌剌として、わけもなく白い気分なのです。

The exhibition is a challenge to show the strength and decisiveness of the color white.
Come and see what the color calls to your mind; feelings, blankness and the purity.
And the tolerance of white that stands against changes through time.
CIBONE is vivacious now, in the mood for white for no reason.



SCRAPWOOD PILING TABLE / PIET HEIN EEK

自然の中で見つけたスクラップ材木や工場廃棄物などの素材を使用してユニークな作品を発表する Piet Hein Eek。彼の作品は、最新のテクノロジーで工程を省き、完璧できれいな物を作ろうとする現代的な手法とは対照的で、素材や手法からコンセプトを決め、多くの時間と手間をかけてつくられます。



OVAL BOX / MASASHI IFUJI

長野県松本市で、家具や木の道具を作り続けている木工作家。1933年に建てられた薬局だったビルを改装し、カフェ&ギャラリーと自身のセレクトショップ
「LABORATORIO」も運営する。このオーバルボックスは、シェイカー教徒の当時の作り方やパターンを忠実に踏襲して制作されています。ホワイトはエキシビジョンのためのスペシャルカラー。



LINEN / LIBECO HOME

長く使い続けるほどに柔らかく肌になじみ、独特の風合いが生まれるのが特徴のリネン(亜麻)を扱う、ベルギー、LIBECO LAGAE社のハウスホールドリネンのブランドです。速乾性と吸湿性に優れたキッチン・テーブルリネン、サラリとした肌触りのベッドリネン。



TEA TROLLEY / ALVAR AALTO

1936年にアルヴァ・アアルトによって家庭で使用するためにデザインされた作品。アイノ&アルヴァ・アアルト夫妻はお茶を好み、その文化に対する情熱を共有していました。各国を旅し、また日本人との交流を通して文化を知ることが、自身でデザインをするきっかけとなりました。



ROYAL TICHELAAR MAKKUM

1594年創業以来、約400年の歴史を持つ、オランダ最古の陶磁器メーカー。伝統的手法によるコラボレーション・ライン「コンテンポラリー・コレクション」より、ヘラ・ヨンゲリウス、ヨルゲン・ベイによる作品。



CRASSULACEAE ECHEVERIA

多肉植物のエケベリア種。中南米原産。葉は多肉質でロゼット状となり多くは無茎で葉腋に長い花序を数本つけます。白い粉をふいた原種で希少なエケベリア・カンテも少量出展予定です。



UTSUWA DIRECTED BY TOMOO SHOKEN

14人の作家による白を基調にした器は、祥見知生 (鎌倉・うつわ祥見) によるセレクトです。

2002年、鎌倉の一軒家のプライベートギャラリーから始まったうつわ祥見は、人の「未来と存在」=「TABERU」をテーマにしたオリジナルの展覧会を各地で行っています。かけがえのない時間をともに過ごす器、手に包まれ愛される日々の器を伝えるのが彼女の仕事です。

「『白』はふくよかな色です。実に多様な奥行きがあります。複雑でアクティブ。表面から深部にいたる美しさ。白は重なり合い響き合う色なのだと思います。器でそれを追求し、表現するのは簡単なことではありません。今回、この「白の奥行き」、白の多様性を共有できる作り手に声をかけました。器は土から生まれるものであり、かたちづくり、釉薬を施して、焼成することで、かたく焼き締まり、人の手の包まれる食の道具となります。器の生まれる背景にはもともと、「響き合い重なり合う」過程を経ているのですね。またさらに、器は使うことでさらに響き合い、使う人の暮らしとともに、時を経ていくものです。粉引、三島、線刻、白磁、紅毛手、そしてガラスや漆。様々な器の表現のなかに、白の可能性や広がりを感じていただければ、と思います。」(祥見知生)

東 敬恭(滋賀 吹きガラス) / 石田誠(松山 紅毛手) / 小野哲平(高知 長石釉) / 小山乃文彦(常滑 粉引) / 亀田大介(大分 白磁) / 寒川義雄(広島 白磁 粉引) / 額賀章夫(笠間 プリーツワーク) / 八田亨(大阪 三島手 刷毛目 粉引) / 横山拓也(多治見 白化粧) / 吉田崇昭(福岡 白磁) / 吉田直嗣(静岡 白磁 陶胎漆器) / 吉村和美(益子 白釉) / 矢尾板克則(新潟 粉引) / 矢澤寛彰(鎌倉 白漆)