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2017.10.05
EXHIBITION: 22 What is normal
EXHIBITION: 22
What is normal
10月16日(月) - 10月31日(火)
開催: CIBONE Aoyama
デザインにおけるnormal - 普通、普遍的なもの - とはどういうことだろう。デザインの発展においては、文明の進化、社会情勢、技術の革新や新素材の発見が繰り返され、その度に多くのモノが産み落とされてきた。すなわち、人が現状を打破するために、normalではないことを行うことで、新たな普通と呼ばれるものが、築きあげられてきたといえる。そして現在、使い手も作り手も、みな自由に意思を持ち取捨選択ができる時代である。normalという言葉は、誰しもが掲げられる自由意思として存在し、人はnormalであることを楽しむ。それはアートを嗜好することに近い、より本質的な、モノへの享楽へとつながるのではないだろうか。それがまたいつか普通と呼ばれ、そして人は更なる進化を求めていくことに期待してやまない。
In the context of design, what is something normal? Through the history of man kind, cultural evolutions, social conflicts and techonoligical innovations repeated, resulting in the production of various items and objects. Thus, everytime one acts un-normal to break through the status-quo, something new / normal is born. And now, we are in an era where both designers and the users have the freedom to choose. Normal is a word that portrays a free-will which is a right that everyone has, and people enjoy this will. The urge of being normal is a substantial pleasure, similar to the act of enjoying art. That substantial pleasure soon turns into something we call normal, and people are driven to further expected evolutions.
RECEPTION PARTY
2017年10月18日(水) 18:00 - 21:00
今回のEXHIBITION参加アーティストである、Bertjan PotとDaniel Rozensztrochが来場します。
*19:30頃から、Bertjan Pot、Daniel Rozensztroch両氏それぞれによる作品解説を予定しております。作品やコレクションに対する想いをお話いただける貴重なこの機会を、ぜひお楽しみください。(お申し込み不要です。スタート時間は、多少前後する可能性がございます)
*終了しました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
レセプションの様子(CIBONE Facebook) >>
Rope works
Bertjan Pot
マスクの誕生のきっかけは、作品の製作過程において残ってしまった端材のロープの活用方法から。初めは、このロープをまっすぐに重ねて縫い合わせて、大きなカーペットを製作しようとしましたが、どうにもぐにゃぐにゃ曲がってしまい、それは失敗に終わりました。その代わりに、不規則に曲がりくねるロープを見ていると、この一点一点違う表情を見せる顔の表情に見えてきたのです。それは同時に、このロープという素材の、無限の可能性を感じました。
Bertjan Pot
ロッテルダムに拠点を置く、オランダ人デザイナー。
「私はそのもののクオリティが、マテリアルや作られた手法に依存しているモノが好きです。自身のプロジェクトには、マテリアルや新しい技法の可能性を探ることを好みます。作品を作る段階は大切ですが、もうひとつ上のレベルを目指し、人が初めて新しいモノと対峙した時にその価値が惑わされるモノにならないようにします。私のプロジェクトの成果物は時にはインテリアプロダクトとなり、時には自分や他のクリエイターにインスピレーションになるような試みで終わったり、そして時にはアートと呼ばれるような物になっていくのです」
http://www.bertjanpot.nl
協力:オランダ王国大使館
Merci Meets CIBONE
"Spoon Addict"
Daniel Rozensztroch
2012年にCIBONEで開催されたHangers Addictに続く、Daniel氏のスプーンコレクションと、出版本のローンチを行います。世界中を旅し、魅入られ、手にしてきた2千点以上のスプーンの中から、自身によって厳選されたコレクションを紹介します。日常生活の中に意図することなく溶け込む、シンプルで愛おしいそのカタチは、人々の歴史や社会性を超越して存在し続けるものです。そして形、素材、機能性、幾多にも変遷を遂げながらも、永劫に暮らしに寄り添い続けるであろうスプーンに人々はみな魅了されるのです。
Daniel Rozensztroch
長年「Marie Claire Maison magazine」のコンサルタントを務めた経験をもち、現在は「Merci」のアートディレクターを務める傍ら、日常的なモノのコレクターとしても知られている。日常的なモノは時の流れとともに社会の変遷を見ることができる非常に興味深いプロダクトであるとして、ひとつひとつのテーマに10年以上の歳月をかけてリサーチ・収集・出版・展示するという活動をライフワークとして行っている。
協力:株式会社デアイ
La Nouvelle Table Collection
Merci for SERAX
MerciとSERAXによるテーブルウェアラインのローンチイベントを行います。ひとりで済ます食事、恋人や家族と過ごす食卓、仲間と囲むテーブル。多種多様に存在する食事のスタイルを集約したコレクションです。料理や生活様式にあわせて、色や形、サイズなど無限の組み合わせの中から選ぶことができます。
協力:株式会社ドゥーブルアッシュ
https://www.merci-merci.com
SERAX
http://www.serax.com
HOW DO YOU MAKE IT
「自身の手を動かし、ものを生み出す」そこには込められた作り手の思いと時間、そして作品ひとつひとつの表情が存在します。クラフトの価値はまさにそこであると考えます。
現代において、その様相は少し変わってきていると感じます。自身の考えをさらに表現するために、リサーチとトライアンドエラーを繰り返しながら、独自で製作機械そのものを新たに生み出し、その製法を自ら開発する。もちろん、自然の原理や、先人の知恵や技術の発達を受け入れることはいとわず、 しかしながら確かに自分たちのフィルターを通してものづくりを行う、「ネオクラフト」と呼べるデザイナーたちを紹介します。
Floris Wubben (Netherland)
http://www.floriswubben.nl
ODDNESS (Netherland)
https://www.oddness.nl
*CIBONE Online Storeでも一部お取り扱い予定です。
Milan Pekař (Czech Republic)
http://www.milanpekar.com
Maarten Kolk & Guus Kusters (Netherland)
http://www.mkgk.nl
studio note (Japan)
http://studio-note.com
normal
normalは、アメリカ出身のデザイナーロス・ミクブライドが2006年に日本で設立したコンテンポラリー腕時計メゾン。前身であるテザイナーとして30年間のキャリアに裏打ちされたその上質で洗練されたデザインは、彼の真面目な気質と存在感を漂わせています。腕時計は身につけたその人自身が心地よい満足感を得るようにという配慮から人に見せる為のブランドロゴを排除、モノ本来の価値を追求しています。
今回ローンチを行う新作腕時計HIBIは、ブランドコンセプトである"What is normal?" 人それぞれの当たり前の日常のなかで、日々normalを身につけることでその人らしい時間を過ごしてもらいたい、という思いから生まれました。
SPECIAL EVENT
10月21日(土)13:00 - 17:00
10月22日(日)13:00 - 17:00
発売記念イベントとして、normal × Nail artist KAYOによるアートネイル限定コラボレーションを開催。期間中に腕時計購入者様には、KAYO本人による片手一本(両手2本)のアートネイルサービスを行います。
*お一人様10分程度となります。
*デザインは、オリジナルサンプルBOOKからお好きなものをお選びいただけます。
normal
https://normaltimepieces.com
Nail artist KAYO
https://www.kayo-shimoda.com