Gallery
2019.03.20
EXHIBITION: 33 Dimension Clash
EXHIBITION: 33
Dimension Clash
TOMOKO WADA × HARUNA KAWAI
2019年4月3日(水) - 4月25日(木)
開催: CIBONE Aoyama
*最終日は17:00 展示終了 (20:00閉店)
和田 朋子さん 在廊日 : 4月3日(水)・6日(土)・7日(日) 13:00 - 17:00
カワイ ハルナさん 在廊日 : 4月3日(水) 15:00 - 19:00、13日(土)・14日(日) 12:00 - 18:00
一枚の絵、物体、いやそれはさして重要ではなく
とにかくその存在が気になった。
じっとそれを観ていると、その先にへ、と手を伸ばしたくなる衝動や引きずり込まれるような気がしたから。
空間の中に入り、無限の空を見上げ、
その傍らで慎重に、一筋の線の上を歩きながら広大な色の層に目を見張る。
その空間は、幼いころ、動物やらロボットやらの人形を手に、実体のない人形劇を創作している気分に似ていて、
もしくは、もう少し大人になって、自分が主人公になってもぐりこんだ異次元のゲームの世界を想起させた。
ふと、まだこの世界にいたい、まだかえりたくないなと思った。
今回、二人の作品を目前にして、
平面、立体、と認識される2つの異なる次元で構成された空間に、ただひたすらに、純粋に興味が湧いた。
次元を超えて生まれるであろうその美しくも不思議な世界は、皆の心を確かに打ち、私と同じ気持ちになってくれるだろうと思ったから。
和田 朋子 Tomoko Wada
1986年東京都生まれ。多摩美術大学卒業。2016年に福岡県にて、ガラス作家の髙橋漠とガラスウエアブランド「TOUMEI」を立ち上げる。主にステンドグラスの制作に用いられる技法を使って、ガラスを主に拾ってきた木や石、時にはプラスチック片のような一見ゴミのようなものなど、「自分が発見した何か」を素材として組み合わせて作品を制作している。
www.tomokowada.com
カワイ ハルナ Haruna Kawai
1992年生まれ。東京。ペインター/造形家。空想立体を主に描く。空想立体とはプロダクトと彫刻作品の中間、デザインと舞台美術の中間にあるような何とも全く新しい想像上の立体である。人工的な単純形体に枝や布、雲など二度と再現する事の出来ない曲線を組み合わせた構図の気持ちよさが特徴。最近は立体にとは別に海外のスケートパークや美術館、建築物をモチーフにし、空想立体を配置したランドスケープを描いている。インテリアや建築物と密接に関わってくるこの”アート”は平面のインテリアであり彫刻であり建物なのである。
www.instagram.com/haruna_kawai
*販売作品は、一部を除き会期終了後のお渡しとなります。
> PRESS お問い合わせ(株式会社ウェルカム CIBONE広報担当)