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NEWS

2023.09.22

DESIGNART TOKYO

DESIGNART

世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッションなど多彩なプレゼンテーションが繰り広げられる日本最大級のデザイン&アートフェスティバルDESIGNART TOKYO にCIBONE(表参道)は2023年も参加いたします。

今年のCIBONE(表参道)ではDESIGNARTの期間中、新作発表や様々なエキシビジョン、トークショー等のコンテンツをご用意しております。開催に伴い、10月20日(金)18:00よりOPENING RECEPTIONを開催いたします。是非、新たなデザインとの出会いを体感しにお越しください。

■ OPENING RECEPTION
日時:2023年10月20日(金) 18:00〜21:00
※20日(金)18時~は通常のエントランスがクローズしオレンジ階段からのみご入場いただけるようになりますのでご注意ください。
会場名:GYRE B1F
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE B1F

DESIGNART

Past, Present, Future - 90 years old Stool 60 -
Artek / Formafantasma

1933年にアルヴァ・アアルトによってデザインされた Stool 60は、今年90周年を迎えます。そのシンプルかつ、機能に従事した構造、誰しもに手が届くように計算された合理的な手法は、世界中で愛されるデザインとして誕生してから90年経った今もなお生産を続け、そして人々の暮らしの中で息づいています。そんなタイムレスなStool 60と長い年月を共に、大切に歩んできたArtekから、Villi という、これからの未来を見据えた作品が発表されます。

イタリアをベースとするデザイナーデュオ Formafantasmaが手掛けるこの作品は、昨今、木材を使用した製品の起源、生産、流通をリサーチする自身のプロジェクト「Cambio」のひとつであり、Stool 60の生産国であるフィンランド、しいてはこれからのプロダクトの未来につながっていくことになると感じます。

10年後に迎える100年、そしてまた 次の100年と、Stool 60は私たちの暮らしの傍で、生まれ続け、そして残っていくことでしょう。そしてすべてのアアルト製品がフィンランドの木材から生産されるArtekとFormafantasmaの二人が、その資源を有効に、無駄なく大切に使用していくために提示する未来への回答がこのVilliには託されています。

今展示会では、Stool 60の90周年を記念して発売された3種の製品と、90年の歴史を紐解く巡回展 Decadesとの同時開催、そしてArtek社長 Marianne GoeblとFormafantasmaによる、過去、現在、未来のプロダクトのあるべき姿についてのトークショーの開催も予定しております。ぜひ、お楽しみ下さい。

■ TALK SHOW
「過去、現在、未来のプロダクトのあるべき姿について」
日時:2023年10月20日(金) 19:00〜
出演者:Marianne Goebl / Formafantasma
会場名:CIBONE (GYRE B1F)

Artek HP:https://www.artek.fi/jp/

90周年アニバーサリーモデル
Stool 60 Villi

「スツール 60 ヴィッリ」は、フィンランド語で「野生」や「自然そのままの状態」を表すその名の通り、木材に現れる節、芯に近い色の濃い部位、昆虫による形跡など、森林から生み出されるあらゆる可能性とバリエーションが含まれます。これまでは自然ならではの痕跡が表面に現れた「L-レッグ」は、上から塗装をした製品にのみ使用され、隠されてきました。アルテックは、スツール60ヴィッリを通して、自然そのままの品質と不完全な美しさを価値として認め、それと同時に、木材選定の基準の幅を広げ、これまで以上に自然素材を無駄なく大切に使用することを提唱します。

素材:バーチ材
Φ380×H440(mm)

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DESIGNART

KOYORI - NEW PRODUCTS LAUNCH
Ronan & Erwan Bouroullec / GamFratesi

2022年にチェアを世界に向けてローンチしたKOYORIの2ndプロダクトとして加わったテーブルコレクションを日本で初めてCIBONEでお披露目いたします。いつも新しい試みでデザインし続ける ロナン&エルワン・ブルレックと、伝統を現代的な解釈でデザインするガムフラテージが日本の企業とトライ アンド エラーを繰り返し生み出したKOYORIの新作です。

パリを拠点とするデザインデュオ、ロナン&エルワン・ブルレックとコペンハーゲンを拠点とするデザインスタジオ、ガムフラテージ、そして日本で無垢の曲木家具を得意とする飛騨産業と成形合板を得意とする天童木工という、卓越した技術と歴史ある2社の家具メーカーが作り出す、デザイナー、作り手の仕事が色濃く出ているプロダクトです。

卓越した技術で磨かれた無垢材は触れれば心地よく、まるで木と会話をしているような時間が流れます。一方、積層合板を用いたテーブルは2種類の木材が積層されることで小口に美しいストライプが見て取れ目を楽しませてくれます。

デザイナーにして”木に対する接し方に伝統と情熱が感じられる”と言わしめた作品をぜひ体感して下さい。

Nei

製造を飛驒産業が手がけた無垢材のNeiテーブルは、シンプルな構造でありながら天板と脚との接合部に独自性があり、脚の有機的な曲面と調和した天板形状により、造形美を引き出したデザインです。伸縮の影響を受けやすい無垢天板ですが、4本の脚を幕板や樌(ぬき)で繋がない独立した構造にすることで、意匠性を保ちながらもその課題に応えました。ブルレック兄弟がデザインした無垢材のチェア、MusubiアームチェアやShakuチェアにも通ずる、彫刻的パーツを美しく接合するというアイデアが生かされています。

*ホワイトオーク材
*円形 : φ1200xH740 (mm)
*長方形 : W1600, 1800, 2000, 2200xD900xH740 (mm)

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Miau

新しく発表されたテーブルのひとつは、ガムフラテージがデザインした飛驒産業製のMiauテーブルです。昨年同シリーズのMiauアームチェアを発表し、デンマークの伝統とデザインを再解釈したものとして高く評価されました。無垢材の天板と脚が溶け込むように繋がったデザインが特徴のMiauテーブルは、シームレスな接合を実現するために、木部のパーツに緻密な切削加工と精度の高い接合技術が必要でした。脚は上部から下部にかけてテーパー加工されており、無垢材を削り込むことで美しい木目の表情を出しています。Miauアームチェアの繊細なシルエットとのコントラストが美しい重厚感のあるテーブルです。

*ホワイトオークまたはウォルナット材
*楕円形:W2200xD1030xH740(mm)
*長方形:W1600, 1800, 2000xD900xH740(mm)

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Usurai

Usuraiテーブルは、天童木工の技術が集結した家具の一つです。ビーチ材とオーク材の木口の積層面の美しいストライプ柄が目を引くテーブルです。天板には天童木工の工場で特別製作された合板を用い、成形合板家具の製作によって培われた技術や経験が活かされています。幕板・樌がなく、四隅に脚が取り付けられたシンプルな構造ながら、積層合板家具の新たな可能性を示す技術が詰まっています。精密な加工技術に裏付けられた工芸的な一面がデザインにも反映された汎用性の高いテーブルです。

*ホワイトオーク材
*円形:φ1200xH740 (mm)
*長方形:1600, 1800, 2000, 2200, 2400xD900xH740 (mm)

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