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2024.3.13
PHE BLACK
CIBONEがかかげるテーマ、
「New Antiques, New Classics」
それは、私たちがこれまでも、これからも等しく、普遍的で永く愛されていくものを提案していきたい、そんな思いが込められたメッセージです。PIET HEIN EEKはそんなわたしたちの思いに共感し、20年もの間、共に歩んできた同志のような存在です。
時代の変化を恐れず、
誰かのスタイルを模倣することもなく、
流行という言葉で終わらせない。
そんなモノづくりを続けている彼の代表作であるこのスクラップウッドシリーズに、原点色と呼ばれることもある黒をテーマとし今ここで発表することで、改めて私たちなりの現代におけるモノとの付き合い方の意思表明になると思っています。
黒を纏った彼の作品に向き合うことで一層際立つ、その形や素材の美しさと合理性、そして作品一つ一つに込められた強度を通して、わたしたち、そしてPIET HEIN EEKが伝えたいモノの本質を感じ取っていただきたいと思います。
BLACK
PIET HEIN EEK
会期:2024年3月23日(土) - 4月14日(日)
開催: CIBONE (表参道)
Piet Hein Eek
ピート・ヘイン・イーク
1967年オランダ生まれ。Academy For IndustrialDesign 卒業後自身のデザイン・アトリエを設立。パートナー、Nob Ruijgrokと共に、自身でデザイン、製作、流通を行うための会社、Eek en Ruijgrok vofを設立しプロダクト、オーダーメイドの制作をしています。自然の中で見つけたスクラップ材木や、工場廃棄物などの素材を使用してユニークな作品を発表。最新のテクノロジーで工程を省き、完璧できれいな物を作ろうとする現代的な手法とは対照的で、素材や手法からコンセプトを決め、多くの時間と手間をかけた、ゆるやかで力強いメッセージを持っています。2004年、CIBONE Aoyamaでの海外初の展示をきっかけにミラノサローネ期間中、Rossana OrlandiにてScrapwoodシリーズを展示。以降ヨーロッパを中心に様々なプロジェクトやエキシビションを手がけています。
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